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木々が揺れる音トップ 「マナ」の意味 日本半周記2004年 1 2 3 ワークショップ参加者の声 ・2005年東京、福岡 ・2006年ドルフィンスイミング 鞍馬寺2005年 1 2 3 高千穂2005年 1 2 ドルフィンスイミング2006年 序 1 2 3 4 5 |
■日本半周記2004年7月 [3] ロビーでMちゃんにに会って、久々の再会に感激した後、フロントへ行ってチェックインをしていたら、さささと台車を持った女性が来て、荷物を乗せてくれた。 この速さが気持ち良い。 フロントの人も、苗字を言っただけで、ちゃんと聞き取ってくれて、名前を書いた紙を見せる前に、私の部屋の鍵をくれた。 こちらも素晴らしい〜! 後払いで良いので、まずはお部屋へ。 24階なのに、窓の向こうに窓があるのは、ホテルの建物の真ん中が空洞になっていて、ロの字型のビルだからだった。向かいの窓の部屋へは、廊下を歩いたら行けるらしい。 Mちゃんは一緒にお部屋について来たのに、ホテルの人は何も言わなかった。ホテルの決まりには「客室での面会はお断りしております」と書かれていた。 でも、ちょっと来て、すぐ帰るくらいだって、見たら分かるだろうし、だいたい、お部屋での面会のお断りの意味は、シングルルームに10人も入って宴会するな!って事なんだわよねぇ。(え?何で知ってるかって?みんなやってるでしょ?) 明らかにその兆候がなければ、誰に迷惑がかかるわけでもないし、ほっておくのがプロだろうなぁ。 素晴らしき、グランヴィア大阪! さてさて、私がどーしてここに来たかというと、神戸の震災の後を見てみたかったから。 日本にいらっしゃる方は、分からないと思われるでしょうが、オーストラリアに住んでいますと、よく聞かれるんですよ。 「ジャパンは地震があって、たくさんの人が死んだんだよね?」と。。。 「あの後、どーなってるの??」と追加で質問されてもわからないんです。 震災のあった場所の地場も体験してみたかったし、これは歩くしかないと思ったわけです。 さて、Mちゃんに導かれるままに大阪駅へ。 阪急だとJRよりも100円安いとな。 そーか。 せっかくMちゃんが来てくれたので、100円安いほうで行こうかと思ったけど、優しいMちゃんは、私がJRパスを持っているので、JRで行こうと言ってくれた。 ありがとう、Mちゃん。帰りは阪急で帰ろうよ、と、思った。 さて、三ノ宮の駅で、M2ちゃんと合流。 彼女たちに連れられて、地震がひどかった場所を歩いてみた。 彼女たちの地震の体験も聞かせてもらった。 その日、私は札幌に居た。 不思議な夢を見て、家族に話をして、「とにかくできるだけ多くの人にこの夢の話をしなくちゃいけないんだ!」と言って騒いでいたお正月。 テレビで見た映像は、夢の中の街そのものだった。 そんな神戸の町は。。。何があったのか、分からないくらい、綺麗になっていた!? お見事っ!!! ここまで来るのに、たくさんの人の苦労があったのだろうと思ったら、なんだか感動してしまった。 繁華街を通って、ふと見たら生田神社があった。 でも、門が閉じちゃっているみたい。立派な体の男性が、空手の稽古をしていた。 Mちゃん、その方に「入っても良いですかぁ?」と聞いていた。すごい!私は聞けません〜〜! そこへ、M2ちゃんも加勢。この人たち、すばらしい! 「ここは確か、アマテラスさまに関係している神社だったと思うなぁ」とMちゃん。 よく分からないけど、入っても良いと許可をいただいたので、ご迷惑にならないように、早く参拝して帰りましょう。 しかし、この大きいしめ縄の輪はなんざんしょ? 人が通れるような大きさの輪が、入り口と本宮の真ん中に、立てられていた。 なんだろう?これ?と、3人で立て札を読んでいたら、親切な警備員のおじさんが、「まず、本宮に向かってくぐって、左に回って、また本宮に向かってくぐって、右に回って、最後にお参りに行くんだよ(8の字に輪を3回くぐって、お参りする)」ってな説明をしてくれた。 うわぁ〜!これって、期間限定の特別イベントらしい。 勝負の神様らしいけど、こんな楽しいイベントもしてくれるんだ。滑り込みセーフで、お参りさせてくれてよかった。 3人で、くるくる回って、遊んでしまった。 わーい!わーい! しかし、なんでこんなところに神社があったのかな?どんなご縁なんだろう??? (調べてみたら、こちらhttp://www.ikutajinja.or.jp/ご神体は稚日女尊で、アマテラスさまの御幼名、日の神様。おや?稚恵子とお名前にご縁がお有りだったのねぇ〜 驚きっ!) 遊んだ後は、お腹すいたねぇ。 もう、なんでも良いや、目に付いたものを食べようか。 個人的には、神戸と言えば、キムチチャーハンだったのだけど、お好み焼きでも良いかなぁ?なんて話していたけど、M2ちゃんが、カレーが食べたいと言う。 よしよし、それじゃ、北野で何か食べましょう。。。と歩いていたら、なぜか、そこに、あつらえた様に看板があった。 「水を使わずに煮たカレー」 セットでお得な980円 なんで、歩道の真ん中にこんな物があるんだ? びっくりカメラのような、偶然に驚いたけど、きっと行けと言うことなのだろうと、お店に向かってみた。 なかなか面白いお店。 お得なシュリンプカレーセットを注文して、辛くてひーひー言いながら、なんとか食べた。 お店を出た後、繁華街に戻って、お茶でもしようと話していたら、カラオケを発見! なんとなく話がまとまって、カラオケへなだれ込んだ。 なんだかんだと歌って1時間半。もうすぐ、お時間だというところで、最後の一曲になった。 M2ちゃんの番だったのだけど「最後にこの歌は暗いからあかん」と言って切ってしまった。 うにゅにゅ??? 何が起きているのか、わからなかった。 Mちゃんは「みんなで歌える歌〜」と言いながら、歌を探しだした。 ええ??なになに?? 結局、カラオケの最後の一曲は、みんなで歌える明るい歌をかけて、みんなで合唱するのが関西流らしいのだぁ〜!! すばらしいぃ〜〜〜!!! ひどく感動して、カラオケ屋を出た。 正直、おばさんは疲れていた。 この日、朝4時半から起こされ、伊勢神宮へ行って来たのだ。その上、カラオケで仮面舞踏会など歌ってしまい、エネルギーが激減りしていた。 支払いのとき、M2ちゃんが「200円」と言った「2」が聞こえてなくて、一人で「あれ?100円じゃない。200円だ。でも、あれ?M2ちゃんは、100円と言う。彼女の方が頭が良さそうだし、信じてみようか。。。でも、変だ!」なんて、一人で動かない頭を動かして、必死で計算していて、出た答えが200円。 「M2ちゃん、200円だよ。やっぱり200円」と言って、おつりを手渡したら、「うん、200円。そう言ったやん」 あ〜あ、とうとう耳までイカレテしまいました〜 すみませんねぇ。ご迷惑をおかけしております〜 ぶらぶらと夜の繁華街を歩きながら駅へ向かう。 正直うれしかった。 私は、お酒は飲めないし、夜は9時過ぎて家の外にいるのが苦手で、夜更かししても家の中にいるために、夜の繁華街とは無縁なのだぁ。 このネオンが見られるとは、なんとも幸せだなぁ。 三ノ宮の駅で、お二人は阪急だし、私はJRなので、それじゃーねー!と分かれようと思ったら、二人でJRの方に来てくれた。 ええ?だって、100円高いうえに、大阪の駅で阪急に乗り換えたら、もっと高くなるよ〜〜 だからさ、稚恵子、あんたが阪急に乗れば良いじゃない?という知恵も働かず、すみませんでしたぁ〜! 「だって、大阪までは一緒やし、JRだとまだ3人で一緒に居れるやん!」 これが関西風のおもてなしなんだぁ。。。 カラオケに次いで、再び感動してしまった。 そういえば、壁に鳥居の絵が付いてないか?と聞かれた。あれって、男性の立ちしょんを防止するマークらしいのだけど、北海道にはありません。 大阪の方は、お伊勢さんが近いからかなぁ?信心深いよねぇ? M2ちゃんは、驚いていた。 あはは、あたしも壁に鳥居って言うよりも、人の家の壁に向かって、おしっこする神経に驚いたよぉ〜 公衆の面前で、できるんだねぇ〜〜 ははは〜! 楽しく、30分お話して、大阪駅へ。 あれ?見覚えがあるなぁ。。。と思ったら、夕方に新大阪から来たときに、通った道順。 確か、同じ改札から三ノ宮へ行ったけど、あれ?ホテルから大阪駅までどうやって行ったのだろう??? Mちゃんと話しながら歩いていたから、気づかなかったなぁ。 彼女たちは阪急の駅へ行かなくちゃいけないので、大阪駅で一緒に降りて、ホテルの前まで来てくれた。 来た通りに、階段を下りようとしたら、M2ちゃんが「こっち!」と指差してくれたところに、なんと!グランヴィア大阪の入り口があった!!! ええぇ〜〜〜!!! 来るときは、この階段を下りたんだぁ〜〜〜!! そして、そこに見えている大丸のエスカレーターを上ったんだぁ〜! だって、駅員さんは「左」って言ったから、左の壁伝いに歩いていたんだもの〜〜 なんだぁ〜!グランヴィア大阪の入り口って、右じゃないかぁ〜! 改札からは「右手の階段を上ってすぐ」が正解でした。 駅員さん〜〜〜(T_T) ホテルの前で少しお話して、お別れのときがやってきた。 お名残惜しゅうございます〜〜 Mちゃんは、私よりも子供たちの方が、一緒に居た時間が長かったから、次回はぜひ、子供たちも一緒に会いたいなぁと思った。 実は、彼女、この前の日に結婚式を挙げたばかりの、新婚さんだった! ご主人、ありがとう! 楽しい時間でした。 これからも、もっともっと幸せになってくださいね。 素敵な子供たちに囲まれて、ますます幸せな家庭を築いてくださいまし〜 遠く、オーストラリアから祈っています。 M2ちゃん、石鹸、ありがとうね! オーストラリアに帰ってから、大事に使うね。 また、会いましょうねぇ〜〜〜 二人とも綺麗で、素敵な人たちだった。 グランヴィア大阪で、シャワーを浴びてなだれ込むように寝た。 翌日、朝、7時半に目覚ましをかけた。 駅まで徒歩1分。 シャワーを浴びて、お化粧をして、のんびりしていたら、時間がどんどん過ぎていく。 なんだ?なんだ?この時間の流れの速さは??? 私の時間が遅すぎるのかもしれないと思い直し、大慌てで仕度をしながら、「なんでシャワーなんて入ったんだろう?」と疑問に思っていた。 やっとこさ準備ができて、慌ててチェックアウトし、大阪駅へ。駅はホントにすぐそこなので、十分間に合った。 グリーンの指定だからぁ〜 と、のんびり列も作らず、人を見ていたのだけど、金沢へ行く人って、ずいぶんといるんですねぇ。 自由席は、もういっぱいいっぱいで、すごくたくさんの人が並んでいた。ところが、グリーン席もいっぱいらしく、列を作って並んでいた。 うわぁ〜 すごい人気じゃん!金沢っ! 列車が来て乗り込んでみたら、横にイスが三つしかない車両で、私は一人がけだった。 周りには誰もいないし、二人がけの席をくれないなんてJRもけちだなぁ〜 と、心の中で悪態をついていたが、それは長続きしなかった。 大阪を出て、新大阪、京都で、やたら人が乗り込んできて、二人がけのシートもいっぱいに埋まってしまったからだ。 新幹線のグリーン車とは偉い違って、これは、満員御礼だった。すばらし〜〜〜! 金沢まで2時間半。 ゆっくりと眠っているうちに到着だわ。。。 金沢までは、ほとんど空白の時間。 福井辺りから覚えているけど、京都から福井までの間は、今津から先の記憶が無い。 電車の中で、金沢の友人とメールをやり取りする。 彼女と白山比め神社へ行く約束があったのだった。 これで、私の日本の旅も終わる。 ああ、思い出した。小田原で食事の後、お子ちゃまが遊べるところを探して行ったところが、お城の近くの神社だった。小田原神社だったかな? そこから始まったんだった。。。 小田原の神社と、神戸の神社は、意図してなかったけど、面白い偶然で行ってしまった。普通、神社は行かないよねぇ? ホテルに荷物を預けて、友達と落ち合う。 白山ひめ神社まで、車を出してくれるという。 そんなに遠くないという話だったので、お言葉に甘えて乗せていただいたら、あら、これが結構遠い! 慣れていらっしゃると言われてましたけど、こんなに運転させてすみませんです。恐縮していた。 白山到着。 駐車場から波動が違う。 ここは、強い。 この強さがなんなのかは、まだわからないけど、日本で一番の神社で、出雲大社の仕事を引き継がれていらっしゃると、20年も前に聞いていたので、ずっと来てみたかったところだった。 鳥居をくぐった。 菊理姫様の波動。 姫様っぽい、あでやかな、凛としたような、仕事に生きる女性のような、素晴らしい空間。 入ってすぐのところに、手水鉢があった。 ここのお水は飲めるのだそう。 白山から流れてくる、エネルギーのつまったお水。 手水鉢のとなりには、蛇口があって、たくさんの人が車で乗り付けて、水を何十リットルも持って帰っていた。 バンで来て、20リットルのポリタンクを5個かな、10個かな。すごい量を持って帰っていた人もいた。 でも、水は、いつもいつでも流れている。 最高のおもてなしだと思った。 お友達とお話しながら境内を歩く。 自分がお姫様になってしまったんじゃないかと、錯覚を起こそうと思えば起こせるような、姫様のやさしい波動が、私の体の内側から外側まですり抜けていく。 うっ、波動に当てられちゃいけない。 こーゆー時、霊媒体質はきっちり気合を入れなくてはいけない。すぐに、相手の波動に影響されるからだ。 力は強い方が勝ちますからねぇ。 相手が神様だろうが、人間だろうが、自分を明け渡してはいけない。 神様だって、そんなこと望んでいない。 頑張れ!稚恵子!おー!!! と、書くと、やたら気合が入っているんだけど、実際は、逆にむちゃくちゃリラックスして歩いているんだなぁ。 心を立てれば立てるほど、体がリラックスしてくるんですわ。歩きながら瞑想をするときは、そんな感じです。 話をしながら瞑想とか、ながら瞑想とでも命名しましょうか? ははは。 さて、左手に、日本の白山神社の総本宮、白山ひめ神社が見えたところで、右斜め前の祠にご挨拶。 ここは、白山神社の姫様を守っていらっしゃる方がおられるところらしく、こちらで許可を得れば、問題なく境内で楽しめそうな感じだった。 お賽銭を入れて、お祈り。 ぱんぱん!! 「はじめまして、姫様の守護ご苦労様です。姫様にお会いしてもよろしいでしょうか?」 「よろしい」 「ありがとうございました」 男性的な波動だった。 年のころは、40代〜50代。お武家っぽい感じだった。 ナイトは、どこでもそんな感じなのだろう。 さて、姫様とのご対面。 このとき、私は、まだ、なぜ白山が今、日本で一番の神社なのか分からなかった。 境内を入ると、右手に大きな会館。 ご祈祷は、こちらでしてくださいます。 左手に、お守りを売るところ。 ちょっと左前に、姫様のいらっしゃる本宮があった。 この本宮の前の柱の下に、柱をぐるりと囲むように、お花の鉢植えが二重に置かれていた。 さすが、姫様の神社だよねぇ。 境内の力は一層と増し、光も増していた。 暑かったけど、疲れが感じられない。不思議な場所。 さすが、日本で一番力があるといわれている場所。 エネルギースポットとしても、良質な場所だった。 お賽銭を投げて、姫様にご挨拶。 「はじめまして、姫様、20年もご無沙汰しておりました」 「そうでしょう、そうでしょう、よくいらしてくださいました」 「金沢には何度か泊まったのですが、ホテルが、こちらへの道すがらにあったとは気づきませんでした」 「来ようと思えば、来れましたよねぇ。私の声が届かないようでしたから。」 「不義理を働き、申し訳ございませんでした」 「いいえ、こうしてお会いできたのですから、うれしいです。ごゆっくりと楽しんでくださいね。」 「はい、今日は行けませんが、いつか奥の院もおまいりさせてください」 「いいえ、行く必要はありませんよ」 「え?必要はないと?」 「ええ、行かなくても良いんですよ」 「はい、わかりました。何はともあれ、お会いできてとても嬉しいです。ありがとうございました」 無事に、ご対面が終わったら、さっきはあまり気にならなかった、ちいさい祠が目に付いた。 お友達の話によると、奥の院の分院らしく、こちらにお参りしたら、奥の院へは行かなくても言いのだと言われているそうな。 ほぉ〜!これかっ!!! こういう事だったのか!!! 鳥居をくぐった。 ほぉ〜〜〜 確かに、ここは下界ではない。 山の上の波動だった。 心なしか、空気が違っていた。 そして、大きい岩に集中すると、エネルギーが天へ向けて噴射していた。 こっこれはっ??? これが、白山が日本で一番力のある神社と言われていた理由だったのかぁ〜〜〜!! むちゃくちゃ、納得してしまった。 さて、稚恵子がゲットした波動を翻訳すると。。。 白山の奥の院は、途中で宿泊して、二日がかりで上っていくお山の上にある。 そこでは、エネルギーを日本列島に向けて噴射している。まるで火山の噴射のように出ていた。 そのエネルギーには、様々な情報が乗っており、それらの情報は、日本の八百万の神々が、その時の状況に応じて、バランスよくブレンドしていたのだった。 白山の姫様は、これらの神様の接待と、お疲れの神様をお休みする場所を提供するお仕事をされていらっしゃった。 女性らしい細やかな気配りで、それはそれは丁寧におもてなしされているのであった。 これは、ひどく大変な仕事だなぁ。。。 前は出雲大社、今は白山ひめ神社。今度は、どこへ行くのだろう?と思ったけど、姫様は、とてもお元気だったので、あとしばらくは変更が無さそうだった。 なので、白山にお参りするポイントは、三つ。 1.姫様をお守りくださっていらっしゃる方にご挨拶とお礼を言う。 2.姫様に、姫様のお仕事を感謝する。 3.奥の院のお社に、日本国民の発展、繁栄、など、神様になった気分で、日本国に愛を捧げる。 3番目は、自分の願い事じゃなくて、日本国民の為に祈るところなので、神様とご一緒に愛を捧げてみましょうね。 正直、20年来の疑問が解消されて、私はスッキリいい気分。実は、朝から何も食べてないし、時間はちょうどお昼時だったので、なんかお腹が空いたしなぁ。。。 なんて思いながら、お守りを販売している売店へ行ったら、パワーストーンに、白山の山に咲いている花が彫られているお守りがあった。 花の種類も石の種類も、いろいろあったので、一つは自分に、一つはお友達に、もう一つは金沢で午後にお会いする方に、三つ買った。 「姫様、お勧めはどれでしょうかねぇ」 「白山のお花を買っていってくださいな」 「あ、それじゃ、この石のやつが良いですか?」 「ええ、お花が素敵でしょう?」 「はい、それじゃ、三つ欲しいのですが、どれが良いでしょうかねぇ?」 お友達と、午後にお会いする方と、自分。 3人の波動をお知らせしたら、姫様が選んでくださった。 姫様に選んでもらっちゃった〜〜〜♪うふふ♪ まじめに、すっごく飛び上がりそうになるほど、嬉しかった。 へへへ〜〜♪ もう、自慢しちゃおう〜〜♪ 姫様に選んでもらったんだぞぉ〜〜 ほほほ〜〜〜 波動に当たっていたのかな?(^^;) でも、今でもそのテンションはあるので、やっぱり、当たってたんじゃないや! お守りをゲットしたら、手水鉢のところに戻り、白山のお水を飲んでみたいと思ったので、蛇口でペットボトルに水を入れている人を待っていた。 すると、そのおじさんは、手水鉢の水も飲めるよと教えてくれたので、ひしゃくですくって、左手にお水をあけて、口に持っていくんだけど。。。あまり飲めない。 それでも、少しづつ味わいながら、お水を楽しんでいたら、おじさんが何か言っている。 「すみません、水の音で聞こえませんでした。なんでしょうか?」と戻ると、ペットボトル一本くれると言うではありませんか! なんて、親切なおじさんなんだろう〜〜!!! 前から金沢って良い思い出しかないから好きなところなんだけど、またまた好きになってしまった。 おじさんありがとう!!! 「これ、北海道へお土産に持って帰ります」 と、言ったら、おじさん驚いていた。 「北海道から来たのかぁ〜〜!!」 「はい〜♪ありがとうございました〜♪」 持って帰れるか、疑問だったけど、少なくともおじさんは、北海道の人に良い事したんだと、酒の席の話題をゲットしたことは、間違いないような気がした。 さて、朝から何も食べてないんですけど。。。 お腹空いた。。。と、思ったら、そーでもない?? 14時から17時まで、通しで仕事が入っていたので、ご飯にありつけるのは、17時以降。。。 持つだろうか?と気になっていたのだけど、なんと、お水の威力は素晴らしい〜! これは、これは、素晴らしい、命の水じゃ。 あぁ〜あ、金沢に住んでいたら、毎日でも通って水を運んで、この水でご飯炊いて、化粧品のクリーム作って、お風呂にも入れたいくらいだわ。 疲れも感じないまま、その日が終了。 その日、初めての食事は、20時を過ぎていた。 でも、そんなに空腹でもなかったので、全部食べられなかった。食べたら体が重くなった感じがした。 また、このホテルには、サウナと大浴場が付いている。宿泊客は無料だし、浴衣とスリッパで来て下さいと、ご案内があったので、いそいそと行ってみた。 露天風呂もあったので、ちょいと入ってみた。 おもしろいなぁ〜〜〜 大きいお風呂で両手と両足を伸ばして、ゆっくりしてから、部屋に戻った。 宿泊した部屋は高速インターネットができるお部屋。早速つないでみたら、快適にネットができたので、メールチェックしたけど、お返事を書く気力がない。 体は元気でも、神経がリラックスしてしまっていたようだ。 ペットボトルに残っていた、白山からのお水は、風呂上りってこともあって、全部飲んでしまった。1リットルくらいはあったと思う。 ふだん、水はあまり飲めないのだけど、この水は、飲めば飲むほど体が軽くなって行くので、非常に快適だった。 白山のひめさまが「もっとお飲み。全部お飲み」と言っているような気がしたけど、あれは、私のガイド様だったのかなぁ。 半分夢うつつの状態だったので、よく分からなかった。 ああ、この日も、いい1日だった。 このホテルは、朝食が付いているプラン。 どうも、あちこちからのビジネスマンが多く、お仕事の方がたくさんいらっしゃった。 朝も、あまり食べられなかったので、コーヒーとちょこっとつまんで、チェックアウトした。 さすがお仕事の方が泊まるホテルだけあって、超過料金が発生しなかった場合は、鍵ポストに鍵を入れて、フロントを通らずにチェックアウトできる。 前金制だから、こんな事もできちゃうんだなぁ。 さすが、アパ社長!!お見事です!!! さぁて、ホテルは西口。 西口から出発する小松空港行きの停留所へ行き、空港行きのバスを待っていた。 たくさんの人が停留所にいたので、後ろのほうに引っ込んで待っていた。 携帯のメールをチェックして、ぴこぴこと返信をしていたら「小松空港行きです」と聞こえた。 これだけ多くの人が乗るのなら、急がなくても良いだろうなぁ。。。と思ったのが間違いだった。 この人たちは、別のバスを待っていたのだ!!! なんたる不覚よ。。。 ふと、目を上げると、なぜか空港行きのバスが無く、え?と思っていたら、別のバスがやって来て、大量の人がどどどと乗り込んだのを見て悟った。。。 あぁ〜れぇ〜〜〜??? 近くにいた人に聞いてみた。 「もしかして、小松空港行きのバスは、行っちゃいましたか?」 「ああ、今行きましたよ」 ああぁ〜〜れぇ〜〜〜(T_T) まぁ、早起きしたので一本早いバスに乗ろうとしただけなので、実害が無かったのが幸い。ホントのバスは、東口から出発する、市内巡回後、空港に向かう1時間かかるバスだったのだ。 一本早いバスだと、40分程度で空港に着いちゃうので、お土産もゆっくり買えるし、その後、お茶する時間もあるだろうと思ったのね。 あぁ〜あ、でも、行っちゃったものは仕方ないよねぇ〜 重いキャリッジを引っ張りながら、東口へ向かった。 ここには、空港へのバス券を売る、券売機もあったので助かった。 バスの時間まで、あと20分くらい。 暑いなぁ。。。 自動販売機で買ったお茶を飲みながら、時間をつぶした。 バスは、時間通りに来た。 さすが空港バス。ちゃんと荷物置き場がある。 助かった。 車窓から、香林坊なんかを見ながら、北陸道へ入っていった。途中のパーキングエリアにバス停があったけど。。。 え?いったい誰がこのバス停から乗るんだろう??? 周りを見渡しても、田んぼか畑で、民家はすごく遠くにあるし、ここまで車で来るのなら、空港へ行った方が早いんじゃないかなぁ? う〜ん、すごくなぞだった。 空港では、時間がたっぷりあったので、チェックインした後、おみやげ物を見て歩けた。 輪島塗のおわん。。。 そういえば、両親に、入れ歯用の夫婦カップを100円ショップで買ったのだけど、いくらなんでもあれでお終いってのもカッコ悪いし、思いきって二個買った。 おお〜 焼き物〜〜 九谷焼ですかぁ? 綺麗な急須があったので、お世話になったあの方へ〜 加賀友禅素敵ですよねぇ。 元旦那のおば様に、札入れを買ってきて欲しいと頼まれたのだけど、加賀友禅が何物か分からない人に渡しても、豚に真珠、猫に小判。1万2千円は高すぎ〜 あとは、お茶を買って、お菓子を買って、キーホルダーを買って、これでお土産はだいじょうぶ。 ゲートをくぐって、搭乗口へ行った。 一週間ぶりの北海道は、寒かった。 うそだろ??? 今朝は、暑くて汗だくだったのに。。。というよりも、一週間、汗をかかなかった日は無かったのに、何?この寒さ? 手荷物を受け取り、待合所へ行ったら、観光客の団体がたくさんいて驚いた。 シーズンなのかねえ。。。 イスに座って、両親を待っていたら、向こうから息子が歩いてくるのが見えた。 娘も見えた。 自分の顔が母の顔に戻っていく感じがした。 遠くから見ても可愛い子たちだよなぁ〜〜 始めに、私を見つけたのは息子だった。 娘が走ってきた。 おぉ〜っと、ジャァ〜〜〜ンプって、あんたっ! 31キロ、重いですっ!!! 照れ屋の息子の顔をなでてやった。 やっぱり、可愛い。 子供たちを愛でている時間が無かった一週間だったので、何か物足りなかったのだけど、これで満足。 やっぱり、愛されるよりも、愛するほうが満たされる。 気分も良い。 愛させてくれてありがとうね、お子達よ。 そして。。。 ツアーが終わるまでは、お腹を壊してはいけないと、控えていた、いくらやかに〜〜 空港ビル3階のレストランで、いただきました。 おいしかったぁ〜〜〜♪ おしまい(^^) 長々と、読んでくださって、ありがとうございました。 〜案内人 稚恵子〜 |
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