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「マナ」の意味
日本半周記2004年 
           

ワークショップ参加者の声
 ・2005年東京、福岡
 ・2006年ドルフィンスイミング
鞍馬寺2005年   
高千穂2005年  
ドルフィンスイミング2006年
        





日本半周記2004年7月 [1]


6月30日(水) 午後15時30分 車で、地下鉄の駅へ行く。雨が降っていたので、玄関からとっとと車に乗り込み、娘の方を振り返ると、娘は、母が行ってしまう寂しさに、どんな顔をしたらいいのか、わからないようで、人形を片手に持って、泣きそうな、困ったような顔をして「ばいばい!ばいばい!」と一生懸命言っていた。

雨が降っていて、濡れるのが嫌だったから、とっとと車に乗り込んだのだけど、ちょっと時間を取って、娘を抱っこしてキッスしてあげたら良かったな。。。と後悔。

だって、娘は雨の中、傘もささずに立っていたのだから。
ごめんねぇ。。。鈍い母で。。。





さて、地下鉄の駅へ到着。
しかし、この荷物、重いぞ。どーしてくれるんだ??
今度は、コンピューターを担ぐのは止めよう。どーせ、インターネットできるところも少ないし〜

20キロの荷物を抱えて、札幌駅へ。

札幌駅、なんですか?あそこ?
変わっちゃいましたねぇ。
みどりの窓口を探してうろついていたら、商店街へ流れて行き、再び戻って、えっと、えっと、東口、おお!ここか!と、喜んだらバスセンター???

なにここ?南に到着したはずなのに、なぜ、北口なんだ?
うろうろしまくって、やっとこたどり着いたみどりの窓口。
この時点で、娘のことはすっかり綺麗に忘れてしまった。

ここで、ジャパンレールパスを引き換えなくてはいけない。

(ジャパンレールパスとは、こちらを参照のこと。)

オーストラリアで支払った券を、使いたい時にみどりの窓口で引き換えると、JRが乗り放題になるチケット。
私は、一週間限定のグリーン券を買った。

さて、みどりの窓口へ行くと、駅員さんが偉そうに「ついんくるぷらざ」と言った。え?あ?え?と聞き返すと、再び「ついんくるぷらざ」と言って、右のほうへ指を指した。

隣へ行けって事なのだろうけど、もうちょっと言い方があるだろう?JRって口の利き方も忘れたのだろうか?情けない。

おっしゃる通りの、ついんくるぷらざ(トゥインクルプラザが正解)へ行って、パスポートを出し引換券を作ってもらった。

この日、私は、寝台車で上野へ向かうために、一ヶ月も前から寝台券を買っていた。あこがれの北斗星に乗るんだ!

昔、高校生のころ、京都への修学旅行は寝台車だった。函館まで4時間。青函連絡船が3時間。夜に寝台車に乗り、早朝に上野に到着。東京で昼を食べて、新幹線で京都へ向かった。

20時間以上かかり、電車から船へ、船から寝台車へと乗り継いでいたのが、トンネルのおかげで、自分の部屋にいるまま16時間に短縮された。

さて、問題のついんくるぷらざでは、なにやら後ろでばたばたとしているらしく、15分も待たされた。おい!列車が出ちゃうじゃないか!お土産を買ってないんだよ!
先にお土産買ってこようかなぁ。。。と思い出したら、お店の人がやっとこさ、こっちへ来た。

「お客様、八戸と盛岡の間が、第三セクターになり、JRではございませんので、別料金になります」 ¥3700 (乗車券、特急券)

そんな話はしらないぞ!
普通は、全部込みで、JRがまとめて料金を徴収し、第三セクターに支払うらしく、あまり知られていないようだけど、私は、JRの乗り放題パスだったので、こういう第三セクターの分は、カバーされておらず、支払う羽目に。。。

もう、なんでも良いです。早く行かせてください。切実だった。

そして、そんなやり取りの最中に、息子から電話が来た。彼は学校へ行っていて、その日は、6時間授業で掃除当番だったので、帰りが遅く、母の出発に間に合わなかったらしい。

可哀想に、一目母に会いたかったろうに。
お兄ちゃんだから、ちゃんと妹の面倒見て、じじとばばに迷惑かけるんじゃないよ。。。と、心で思ってみても、この時の母は、そんなよゆーはなかった。

「ママ、たけだよ」
「あ、悪い!後にして!」 ブチッ!

今思うと、可哀想な事をしてしまった。。。

やっとこさ、パスをゲットして、お土産やさんの場所を教えてもらって、北海道銘菓をゲット。ついでに晩御飯のお弁当もゲット。これで、困らないだろう。
ホームに着いたら、10分前だったのだけど、旭川行きの特急が先発だったので、ニセコの水で作ったお茶を買って、のんびりとしていた。

さあ!ディーゼルに引っ張られて、憧れの北斗星がやって来た!!
ホームの端のほうでは、きゃぁあああ!!という悲鳴と共に、カメラのフラッシュが。。。ちっ、私も写真を撮っておけばよかった。しかし、この荷物じゃ。。。とほほ。。。

私の後ろには、男性が何名さまか並んでいたけど、真後ろの彼は、なかなかハンサムで、あら、この方とご一緒の車両とは、これまた、嬉しいかも♪と、にんまりしてしまった。

幸先いいぞ♪

B寝台ソロ とは、個室。
部屋は、セミダブルベッドの大きさ程度のスペースで、ベッドは幅70センチ。イスにもなる。ここが私のお城。さっそく、お弁当を置いたり、お茶を置いたり、MDを出したり、ブラウスをハンガーにかけたりと、自分の部屋を作ってみた。狭いけど快適。

17時12分 札幌駅発。 がたんごとんと揺れながら、見覚えのある町並みを通り過ぎ、列車は南へと下っていく。

17時30分ころ、車掌さんが部屋の鍵を届けに来てくれた。

第三セクターの分のチケットを見せたら「ジャパンレールパスをお持ちの方は、なかなかこの第三セクターのご理解をしてくださらなくて、困るところなんですが、お客様はご理解いただけましたようで、ありがとうございます。」

「え?、私は日本人ですから。。。第三セクターは有名ですものねぇ。。。」
「え?あ?そうでしたか?ああ、言われませんとわからないものですよねぇ」

うん。。。それって、どう解釈したら良いのかな。。。
ま、良く受け取っておこう!!

車掌さんが行ってしまったら、鍵があるから自由自在に探検できる。

まず、北斗星にはシャワールームがある。310円のカードを食堂車で買って、ロビー車にあるシャワールームを確認した。シャワーの時間まで、あと30分。とりあえず部屋に戻り、時間をつぶしてみた。

しかし、この部屋タバコ臭い。ローズウォーターとラベンダーで作ったスプレーを、部屋中にしゅぱしゅぱ撒いたら、少しよくなった。このとき、このスプレーの良さが改めて実感された。

さて、18時!シャワーの時間です。いそいそと、シャワーへ行って、カードを機械に入れた。シャワー室利用は30分。お湯は6分しか出ない。

シャワーに入ると、赤いボタンと緑のボタンがあり、その横に大きくデジタルでシャワーの利用時間がカウントダウンしていく。緑のボタンを押すとシャワーが出て、赤いボタンでシャワーが止まる。温度調節用のノブもあった。6分でしょ?髪の毛も洗えないなぁと思い、髪は洗うのを止めた。どうせ、家を出る前に髪を洗ってきたし、ま、いいか。

しかし、6分て短いようで、なかなか使い切れない。
体を洗い終わっても、2分も残ってしまった。これ以上、ここに居たら頭が汗をかいてしまいそうだったので、次の人への寄付だと思って、とっとと出た。
列車のシャワーは、初体験!なかなか感動ものだった。ええ、素晴らしくゆれてくれましたが、こけるほどでもありませんでしたわよ。

食堂車を通って、自分の部屋に戻ってきたら、あの、ちょっと素敵な人が、私の部屋の前に居た。おや?え?と勘違いしそうになったけど、黙って自分の部屋に入った。

まったく、年を取ると、こんなことで幸せになったり満足したりするんだから、簡単になったものよねぇ。ははは。

さて、シャワーも入ったし、綺麗になったところで、お弁当でも食べようかなぁ。と、お弁当を開いたところで、たばこの臭いに襲われてしまった。
何事が起きたのか?と見てみたら、さっきの素敵な人が、通路でタバコを吸っていた。

ちょっと、何考えてんだ???
と、文句をつけそうになったけど、あれ?通路の喫煙は認められていたっけ?ここは禁煙車両じゃないし。。。などと、考えてしまって何もいえなかったけど、一応、ぶさい顔をしてにらんでみた。

いやぁ〜ん!おばさんみたい〜

確かに、この狭い部屋でタバコを吸うと、煙が充満して嫌になるだろうなぁと思った。じゃ、止めたらいいじゃないか?ロビー車は24時間喫煙が認められているのだから、そこへ行けば良いじゃないか?火を扱うのだから、そこまで自分勝手はできないよ。

どんなに素敵な人だって、この身勝手さにはその魅力も失せてしまう。

さようなら、ひと時の夢よ。。。はぁ〜






お弁当を食べたあとは、MDを聞きながら、なれない携帯のメールを打ったりしていた。親指で何が書けるのだろう?というくらい、面倒くさいし遅い。良い練習になったかな。

時々、たばこの臭いが入ってくるけど、これは、きっと、部屋でタバコを吸っている人の煙が出てきたのだろうと思う。例の素敵な彼とは、二度と会わなかったし。

スプレーを部屋と廊下にしゅぱしゅぱ撒き、せっせと臭い消しをしていた。

そうこうしている内に、居眠りをしてしまったのか、気づいたら函館だった。青函トンネルはもうすぐだ!
函館で、車両の向きが変わるとアナウンスがあり、今まで後ろ向きに走っていたのが、前向きになった。これは快適。

町並みを通り過ぎ、森が見えてきてから、しばらく走ると、青函トンネルに入った。

何もないトンネルの壁を見ること、30〜40分。
なぁ〜んにもない。
時々、電気がついている程度だ。
でも、海の底だ!

全人類の何パーセントが、こんなに長い間、海の底に滞在した経験を持っているだろうか?海の底だわよ!地底人になった気分!あ、前世のどこかで地底人だったのかもねぇ。。。

じーんと、感動しながら列車に乗っていると青森が見えた。
思わず、涙ぐんでしまった。あぁ〜 すばらしい〜

その後は、布団を出して、おやすみなさい。

突き上げられるわ、がったん!とゆられるわで、ゆっくり寝られる状態じゃなかったけど、細切れに起きながらも、しっかり8時まで寝ておりました。ははは。どこでも寝れるって特技なんだろうなぁ。

朝、9時40分上野駅到着。昨日の素敵な人は、やっぱり私の後ろにいたけど、失礼な喫煙者のレッテルを貼られてしまった彼は、私の眼中にない。

その日、東京の友達の部屋を借りて、東京セラピーデーをした。
さすがに、昼に15分ほど気絶していたが、夜まで持ち越した。
良い友達で、夜はお風呂を張ってくれて、ラベンダーの香りのバブも買ってくれた。本当にありがとう!後で何か送ろう!

翌日、朝から大急ぎの日で、10時36分東京駅発の新幹線で、小田原へ行った。グリーン車って乗ったことがないのですが、これが驚きの快適さ!
新幹線のグリーン車は、ほとんど空席で、人ともタバコ臭ともおさらばで、足を伸ばして快適でした。

小田原で、素敵なフランス料理とデザートをごちそうになり、楽しい時間をすごした後、再び新幹線で名古屋へ。

例のごとく、禁煙グリーン車。快適この上なく、小田原を出てから、富士山を待っているうちに名古屋に到着していた。空白の1時間半、また、気絶していたみたいだぁ。

名古屋到着、ホテルがわからない。
角のマクドナルドでホテルに電話してみたら隣のビルだと言う。

てくてくと歩いていったら、高砂殿にでくわした。その向こうは河合塾。ホテルはいづこへぇ〜

そこで、はたと気付いた。逆では???
戻ってみたら、あった、あった、ホテルだった。
もう、この暑さでうろうろと。。。汗だくですわよ〜

このホテルは、全館禁煙のまれなホテルで、オーガニックの食事を出すレストランもある。素晴らしいホテルなのだけど、フロントの対応が素人。

すごくアンバランスなホテルだなぁ。。。と思ったら、なんと、母体の会社の研修に使うために建てたホテルらしく、このホテル自体も、セールスのネタになっているようなところだった。

純粋に、サービス業で食べているホテルじゃなかったのだった。

確かに禁煙は素敵だし、オーガニックも良いけど、やっぱり、ホテルならホテルらしい、サービス業に徹した姿勢が無いのは残念だった。

そりゃ、そうだろうなぁ。フロントはいつみても暇。ただ、立っているだけ。仕事がないのだから、頭でっかちな対応も仕方ないだろうなぁ。






公開満月会の時間が来るまで、次の日のセミナーの支度をして、12階のレストランで「名古屋三昧」を食べた。これで、あちこち行かなくても良いや。

地下鉄を乗り継いで、名古屋港へ。
すごいですねぇ。都会です。
公開満月会を始めたら、10人も来なかった。
こじんまりとした満月会。

密かに「ああ、アットホームで良かった」と胸をなでおろし、その日、参加してくださったことだまを研究されていらっしゃる方にもお話をお伺いしたりして、1時間が過ぎて行った。

9時になり、月が見える場所へ移動。

私は、満月会はじっとして瞑想するノリではしていない。月と遊んでしまうので、人に見られるのは、ちょっと気恥ずかしくて、後ろへ座った。

しかし、みなさん、想像してください。

野球場くらいの広さの広場は、さえぎるものが何も無く、遠くからでも見られてしまう怪しい集団。。。

後ろから、みんなを見て「うわっ!これって怪しいぞ!」と気付いてしまった。逃げ出すわけにも行かず、月を見てまじめに座っている皆のまねをして、おとなしく座りながら、「一番怪しいのは自分じゃん!」と青くなっていた。

ははは!

今度は、森の中とか、ちょいと人目につかないところで、ひっそりとやろう!と決心したのであった。

そんな決心も、月の前じゃ長続きせず、月のエネルギーをいっぱいっぱいに吸い込んだら、水晶を出して遊びだしてしまった。

みんなは、まだ、じっとしている。
いけない、いけないと思いながらも、ついつい、にこにこして遊んでしまう自分が止められず、へへへとしまりない顔になって行く。

良かった、後ろに座っていて。
前だったら、この落ち着きなさを見られていただろう。なんてことも、ちらっと思ったけど、この状態になったら、もう、周りなんてどーでも良い。

へへへ、へらへら、と楽しそうに遊んでいたら、後ろでひそひそ声が聞こえ、振り返ったら、かわいらしいカップルが座っていた。

満月会も何も知らずに、ただ、私たちが月を見ているんだなぁと思って、一緒に月を眺めたかったみたいだった。

確かに、立派な満月だった。

稚恵子の水晶にも興味を持ってくれて、とっても嬉しかった。君たちも、もっともっと幸せにおなり。祈りを飛ばそう。

満月会の後は、雑談をしてホテルへ帰った。シャワーに入って、洗濯をして寝た。






翌日、セミナー。
半年かけて、準備した、稚恵子の二回目のセミナー。
初めては、札幌ですよ。

札幌は二時間だけだったので、なにかもの足りなくて、セミナーが終わったあと、体中にエネルギーが帯電してまいってしまったが、この日は、6時間一緒に居れる。

ありったけのエネルギーを出せるぞ、加減しなくてもいいぞ、張り切ってしまった。

遠隔ヒーリングでも、時々、熱を出してしまったり、倒れてしまったりする人がいるので、加減しながらやるのだけど、この日は、一人ではないので、安心して開放できたのだった。

あぁ〜すっきり!

波動使いのコースを終わった人が二人、もうすぐ終わる人が一人居た。

正直、コースって、結局どうなるのさ?と言われたら「普通以上に普通になります」としか表現できなかったのだけど、集団の中で彼女たちを見て、自分のした仕事を知った。

「これが、私のした仕事だったんだ」

彼女たちは、普通だった。普通以上に普通だった。何の気負いも無く、こだわりも不安も嫌悪感もあるだろうけど、堂々とそれがあることを表現し、とっても自分らしくて、リラックスしていて、自分らしく笑い、自分らしく話し、自分らしく動き、自分らしく。。。

純粋に、この人たち素敵だなぁと思った。
彼女たちに感謝する。
私に出会ってくれてありがとう。教えてくれてありがとう。

さて、セミナー開始。

エクササイズの苦手な人、イメージの苦手な人、知っているけど、ははは、頑張ろう!

結果、全員そろって、お茶の味を変え、ラベンダーの香りを変え、手当てヒーリングの方法を学べた。

ヒーリングは、してもらう方よりも、してあげる方が気持ち良いのだわ。だから「ヒーリングさせてくれてありがとう」という気持ちでやると、さらにエネルギーが回る。






セミナーが終わったときの彼女たちは、すごく良い顔をしていた。

みんな、とっても綺麗になっていた。

しかし、これは、余談だけど。。。
セミナーに来た人たち、みんな美人さんだったよっ!
正直思ったわ。

「電話とHPの顔を見ない状態で、これだけ粒よりの人を集める私って偉いなぁ〜〜〜!!! 稚恵子のクライアントさんは美人ぞろいじゃ! マナの世界はすごい美人集団じゃ!」

ふむ、霊性と外見とは比例するのかもなぁ。確かに、現実は、今、作られますものねぇ。。。細胞も、6、7年ごとに生まれ変わるのだとしたら、じわりじわりと肌や筋肉のつき方も変わって行くのだろうと思っていたのだけど、これは、意外と的を得ているのかもねっ!






さらに余談。。。

セミナーに来ていた人たちが、どうしようもなく愛しくて、狂おしいほどに愛しくて、困ってしまった。

この日、この短い間に、私が与えられるものを全て与えましょう。全て、欲しいだけ与えましょう。

稚恵子、本当に全開していました。






そして、翌日!!

熱田神宮参拝。
14時予約の愛知県人が、熱田神宮をぜひ!と勧めてくださったので、行くことに決めたのだけど、彼女は行った事がないと言う。

こりゃ、不良県民が!稚恵子と一緒に行きませう。

朝、ネットカフェで待ち合わせして、熱田神宮へ。
かなり立派な神社で驚きました。
鳥居が何本かあったのだけど、一本くぐるたびに、光が増す。

鳥居のこちらと向こうでは、明るさが違う。

最後の本宮も、手前と向こうでは、さらに光りが違い、ご神体にご挨拶をしていると、イメージが降りてきた。

剣を持ったハンサムな神様。
なんと!男性ですか!ハンサムでお若い方が、剣を守っておられました。

そういえば、満月会にいらしたことだま研究をされていらっしゃる方が、言っておられました。

「草薙の剣の意味ですが、剣は、みんなの中にあるんですよ。その剣を磨いて、光らせるんですよ」

熱田神宮の神様は、私たちの中の剣を守ってくださっているのだろうか。
私たちの中の剣は、きっと、みんな同じ剣なのだろうと稚恵子は想像してしまうのであった。。。

慌てて、同行の彼女にイメージを見せてあげようと、横を向いたら、彼女はいなくて、後ろに居た。

彼女は、連動型のタイプなので誰かが感知したイメージとか波動とかならわかると言っていたので、この美しい若者を、ぜひ!見ていただきたかったのだけど、彼女を見つけたときには、イメージは消えてしまっていた。

あぁ〜 残念〜〜!

お参りが終わって、さて、帰ろうと駅へ向かって歩いていたら、どーも、違う方向へ行ってしまっているようで、ちょこっと引き返して、熱田神宮の壁沿いに歩いた。

駅は、熱田神宮の正門のまん前だったので、壁から離れなかったら、いつかは駅に辿り付けるだろうという考えだったが、これがビンゴだった!!

熱田神宮の若君様が、私たちにもっと居て欲しいと思ったのかしらねぇ???

ふふふ、ほら、私たちってうつくしぃ〜からぁ〜〜!
ははは!!!

でも、不思議だった。

熱田神宮から出て、しばらく歩いていたら、突然、「戻れ」と言われたような気がして立ち止まってみたら、ぜんぜん違う方向へ歩いていたのだから。

そして、待ってました!とばかりにあった、熱田神宮の森の外壁。

神様に守られながら、駅まで歩くのもおつなものでした。





(ここで、話題が思いっきりずれるが。。。)

そういえば、昨日のセミナーで、ラベンダーの香りを変えたあと、みんなでボトルを交換して、それぞれの香りを確認してみたら、みんな違う香りになったことを発見して、すごく驚きながら、心は喜びに満ちていた。

あなたと私の違いを、波動レベルで発見して喜べるって、それは、どういう事なのだろう???

あなたと私は、外見も名前も好みも違う。
だから、違うって分かっている。明らかに違うんだわ。

波動レベルで違っても「ふーん」で終わる程度の話なのに、なんで、違うことに、そんなに感動するのだろう?






稚恵子は思うのですよ。

セミナーに来た方たちは、なんらかのつながりとご縁が、それぞれにあった方たちだろうと。そして、もしかしたら、霊的な成長度が同じくらいなのかもね?と。

それで「あなたと私は、ひとつなんだ」と、理屈じゃないところで、無意識にわかっているので、姿かたちどころか、波動までも違うことに、こんなにも喜べるのでしょうねぇ。。。なんてね。

もちろん、「まさか?」と思っていたら、「あら!できてるじゃない!」という感じの発見はあるでしょうが、昨日の彼女たちのよろこびは、そんな疑いのレベルじゃなかったわねぇ。

純粋に、やったね!ここまで違うよ!という、分離の成功を楽しんでいた感じでした。

わざわざ、この3次元に分離して生きているのだから、徹底的に違いを知って、それを楽しむのって、生きている醍醐味だと思うんですよねぇ。

同じじゃなくても良いと、いつも思うのです。






あら、余談が長くなってしまいました。






しかし、このホテルは失礼なホテルです。
お弁当を買って、お部屋で熱田神宮の友と一緒に食べていたら、「お客様、お部屋での面会はお控えください」とフロントから電話がかかってきた。

ちょっと、待ってよ。
お弁当食べるくらい良いじゃない?
その前に、さんざん、朝食夕食、コーヒータイムと、売り上げに貢献してきたじゃないのさぁ。
ちょっと場所を借りてどこが悪い?

だいたい、ホテルのくせに、客室にそんな電話かけるか?非常識極まりない。

でも、大人ですから喧嘩しません。

そーゆーのって、どうしてもの時は、電話じゃなくて、部屋まで来て話すことだろうが。電話一本で、偉そうに言われたって、申し訳ないとは思えません。

「一階のティールームか、ロビーでご面会いただく決まりになっております」と言ってきた。

決まり?規則?役所じゃあるまいし、そんなのチェックインする時や、予約を取ったときの案内にでもちゃんと書いておいてよね。

宿泊料が前払いの決まりですと、チェックインのときに言われたときも、知らないんだからお金の用意もしてなかったし、それを言ったら「困るんです」って、あんた!勝手に自分たちの規則を押し付けてくれても、うるさいとしか思えないわ。ばかもの!

しかし、ホテル部門は、母体の会社の税金対策なんでしょうか、ぜんぜん力が入ってないんで、言っても理解できないだろうし、言うだけ無駄だね!なんて、むちゃくちゃ拗ねていたので、苦情を言った後の「申し訳ございません」のせりふを聞くのもうざいくらい、かかわりを持ちたくなかったのだった。





夕方、友達がやってきた。
彼女たちには、部屋に直接来るように言っておいたので、お弁当を買ってきてくれたのだけど、上の事情のとおり、部屋には上がれない。

とりあえず、暑いので一階のカフェで冷たいものを飲んで考えることにした。

彼女たちは、子連れカップル。

2歳児の男の子と、6ヶ月の女の子のママとパパ。

この2歳児君が、ロビーを所狭しと暴れてくれた。
ロビーには、生花を植えていたので、花に興味を持った彼は、花を見ている内に、前のめりにこけてしまった。花は折れて、彼は無傷。良かった良かった。

誰も来ないホテルだから、ロビーは彼の遊び場だった。当然、親は気が気じゃないけど、ホテルがロビーで面会しろと言ったのだし、ホテルの言うことを聞いたのだから、それで良いじゃないか。

ロビーも困ると言うのなら、どこか場所を提供してくれたら良いのだろうし、気遣い無用さ。

稚恵子は、むちゃくちゃ拗ねていた。

明日、チェックアウトだし二度と来ないし、関係ないもんね。別に、器物破損したわけじゃないしねぇ。

稚恵子は、まだ、拗ねている。

結局、彼らと一緒に栄のオアシスへ行き、屋外でピクニック。ホテルの部屋でお弁当を広げるよりは、ずっと開放的で良かったかもなぁ。

2歳児くんも、自由に走り回れていたし、彼も幸せそうだったし、ん?結局、良かったんじゃないかしらん?

あら、ホテルが拒否してくれたから、こんな良い所へ来れたのねぇ。まぁ、ホテルさん、ありがとうだわねぇ。
でも、あの失礼な態度は、いただけません。

一回りして、かの有名なスターバックスへ行って帰ってきた。

すごく良い家族だった。
パパもママも、肉体勝負の時期だけど、あと2年。二人で力を合わせたら、一生楽できるから、この2年はとにかく頑張ってくれ〜

お互いに助け合い、愛し合えるパートナーって、出会うんじゃなくて、一緒に作り上げて行くんだろうなぁ、と、彼らを見て思った。

彼らだって、初めからできあがっていたカップルじゃない。いろんな出来事が来るたびに、二人で乗り越えて、二人で諦めないで頑張ったんだなぁ。

これは、出会いじゃないなぁ。ホントに。
どれだけ、自分を信じれるかだろうなぁ。。。
「私は、どんな彼(彼女)でも、愛するんだ!」と頑固なまでに、自分の気持ちに間違いはないと信じる強さが、二人の絆をさらに深めていくのだろうなぁ。

久々に、良いカップルを見せていただいたなぁ。

天むす、美味しかったよ!!ありがとうね!
みまりにお土産もいただいて、ありがとうね!
今度は、オーストラリアで会いましょう!!
(多分、その前に北海道で会うか?)




お話はさらにつづく〜



 

 

 

 

〜案内人 稚恵子〜


お問い合わせ chieko@manaworld.net 稚恵子  

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