木々が揺れる音

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「マナ」の意味
日本半周記2004年 
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ワークショップ参加者の声
 ・2005年東京、福岡
 
・2006年ドルフィンスイミング
鞍馬寺2005年 1 2 3
高千穂2005年 1 2
ドルフィンスイミング2006年
   序 1 2 3 4 5






鞍馬山 探索記 1




5月17日、朝6時に起きて、新幹線で名古屋へ向かった。

名古屋の駅では、去年の名古屋セミナーのお世話をしてくださった方が、無事に元気な男の子を産んだので、二人で一緒に待っていてくれた。目がきりっとした、周りを良く見る男の子で、とても賢い子だった。あちこち、見たがる子は賢いのよねぇ。

だっこが大好きで、目が会うと顔いっぱいの笑顔で抱きついてくれた。愛されている子だなぁ〜と思った。将来が楽しみっ!!!
稚恵子は、勝手に「桃太郎」と名づけた(笑)

マナの世界には、私と知り合ったあとに生まれた子が4人くらい居る。
もしかしたら、私が知らないだけで、もっと居るかもしれない。
「光の子」「金太郎」「桃太郎」「一寸法師」と、私が勝手に名前をつけて、大事にしている。
みんな、いっぱいいっぱい幸せにおなり。

さて、感動のご対面も時間に引き裂かれ、稚恵子は再び旅を続ける。







京都は、約20年ぶりの宿泊。

とお〜い昔、とっても好きな人が居て、結婚するならこの人が良い!という人がいたのだけど、なんせ、京都のご長男だし、私は北海道だし、3回すれ違い、結局ダメになった。

嫌いで別れたわけじゃないので、また会いたいなぁ〜とも思うのだけど、お互いに居場所を知らないから仕方ないよねぇ〜
ああ、稚恵子の悲恋物語かっ?(笑)

宿泊場所は、駅前の京都センチュリーホテル。
「すっばらしいぃ〜〜〜〜!!」のひとこと!!!
去年の名古屋は、なんだったのかね?同じような値段だったあのホテルは悲惨だったけど、雲泥の差があるくらい、ここはすばらしい〜!

「そうですか」とは言わない! 「さようでございますか」という!
京都なのに、方言が聞こえない!
レストランのウエイターにいたるまで、すばらしい従業員教育で、誰もが満足するに違いない。太鼓判!

お昼のランチは、セットで、デザートコーヒーがついて、1800円弱。
高いけど、このレベルのホテルにしては、安いんじゃないの?
もちろん、同じホテルの別のレストランでは、3000円だったけど〜〜〜

時期によって、宿泊料が、泣きたくなるくらいに安くなるので、ぜひぜひ、その時期をねらって宿泊してみてくださいな。
一気に、セレブになれたような、いい気分にさせてくださいます〜〜

っと、いつもながら、前置きが長くなった。。。 これからが本番ですわね。
怪しい、鞍馬のお話をしましょう。。。








ホテルのフロントに断って、ロビーを集合場所にさせていただいた。
ひとり、また、ひとりと集まり、顔の知らない人も、懐かしい顔の人も、みんなそろって、総勢10名。

それじゃ、どーやって鞍馬へ行こうか?とフロントに問い合わせたら、7条まで中型のタクシーで行って、そこから京阪電車に乗って、出町柳駅まで行き、そこから叡山電鉄で鞍馬口まで行くのがいいということになり、そうね、タクシーも5人で割れば、バス代になるし〜 ってことで、タクシー二台で出発!

私は、後ろのタクシーに乗っていたのだけど、運ちゃんいわく「どこへ行くのか知らないんです。前の車について行けばええかなぁ〜 思って〜」と、しょっぱなから、かまされてしまった!
ええぇ〜〜〜!!!客は私たちだってのっ!わからなかったら私たちに聞いてくれよっ!!! ははは!!!驚かせてくれるなぁ〜

なんて話をしながら、走っていたら、信号待ちで、前の車の運ちゃんが、タクシーを捨てて走ってきた。おおっ!運転手がタクシー捨てて走ってるぞ!なんだ?なんだ?何がおきた???誰か倒れたかっ???

と、一瞬青くなりかけたところへ、運ちゃんたら、「ここから電車に乗って鞍馬まで行くのも、タクシーで行くのも、5人で割ったら料金が同じだから、このままタクシーで行くことにしましたから」 はぁ〜〜〜 わかりました〜〜〜

良くわからないまま、決まってしまったようだ。
後から聞いたら、このタクシーの運ちゃんが、勝手に決めてしまったと判明。
まるで、前の車で相談したかのように私たちに伝えるあたり、さすが!京都のタクシー!と思ったけど、この運ちゃん、本当にいい人で、彼の言ったことは間違いなかったし、走ってくれた道が、とても綺麗な川沿いの道だったし、やっぱり、まじめに生きていると、こんな風にいい人に出会えるんだなぁ〜 

みんな、日ごろの行いが良いよなぁ〜 そんな集団だから、気持ちよく鞍馬へ行けるんだなぁ〜 ありがたいなぁ〜 なんて思いながら、綺麗な景色に見とれていた。




さて、鞍馬口へついたら、午後ティータイム。
ちょうど、14時くらいで、午後ティーにはもってこいのお時間。
まわりを見ると、わらび餅とか、そばとかうどんとか、いろいろな看板が出ていたので困ってしまったのだけど、ふと、横を見たらお座敷が見えた。ちょうど10人が納まるお部屋があったので、そこにしよう!ってことになった。

ところが、みんな、お昼ご飯は食べてきたので、食事をする予定はない。
お店のおばちゃん、さっきまで「どうぞ、どうぞ」と言っていたのに、お茶だけって聞いたとたん「なんや!食事しませんの!」といきなり怒り出した。おお〜〜!京都だぁ〜〜〜!!久々に、出会ったぞ、こーゆー明らかなおばちゃん!

別のおばちゃんが、むっとした顔をして注文を取りに来たのだけど、わらび餅何個食べる?って話になったら「最低、2個からです!」と数の指定をしてきた。あーあー、そんなに怒らなくてもわかるのにねぇ。残念。

親切にしてくれたら、買い物でもしようと思ったのだけど、こんな扱いをされたところに支払うのって、自分が許せないんで、お土産購入は却下。

しかし、こーゆーおばちゃんは、とても貴重な今日この頃なので、京都の洗礼も、どこか楽しかったりするのであった。ははは!!

みんな行いが良いから、こんな面白い体験もできるんだねぇ〜〜(^^)
おばちゃん、さようなら〜 二度と会うことはないでしょうが、お元気で〜〜






さぁ、鞍馬寺の仁王門が目の前で、これからどんどん山を登っていくのですが、ケーブルカーには乗らず、えんえんと坂を登り、魔王の滝に到着。

「ここで滝行はしないでください」ですって。
十分、滝行のあとはあるよねぇ。
人口っぽい滝の落ちる口を見ながら、自然の流れじゃなくても滝行には差し支えないんだ?とか、これってスーパー銭湯のうたせ湯?とか、妄想を膨らませながら眺めていた。

しばらくお滝場で遊んでから、由岐神社へ。
ここには、大きな杉の木があり、でん!とその場を支配していた。
お賽銭を入れて、ご対面。
「お会いできて光栄です。お会いできたご縁に感謝いたします。」とご挨拶すると、30代後半から40代っぽい、中年の男性が登場した。

ほぉ〜ほぉ〜ほぉ〜 これまた、ジャニーズ好きの私にしては珍しい年代のイメージだわねぇ〜 

そこで、登山メンバーの一人に「連動型タイプ」がおられたので、さっそく彼女を呼び、私に触れるように言って、二人で再度"杉様"にご対面。彼女も、それらしき人影が見えたようなので、ひとまず成功ってとこかな。触ると見えるのに「私は見えないし、感じないから、見たいし、感じたい!」と言われても困るのだけど、立派にわかっているじゃないか〜〜〜!

ところで、神社の大きな木は、人間のような感情を持っている場合もありますので、触るとき、エネルギーをわけていただく時は、一度、ご挨拶をしておくことをお勧めします。

自然の木は、いらない!と言っても、エネルギーまみれにしてくれるでしょうが、人に祈られれば祈られるほど、人格を持ってしまいますので、お気をつけあそばせ。





杉様に参拝した後は、長い階段を登り。。。

長い階段を登り。。。

なっがぁ〜〜〜いかいだんをのっぼっりっ!!

なんだよ!おい!これって長すぎじゃないかよぉ〜〜〜!!!!!! 

うるうる〜〜〜!!!!!





ケーブルカーに乗らないって言ったのは、私でした。すみません〜〜
ここは、九十九折と呼ばれている、階段の道で、上がれども上がれども頂上が見えてこない。
途中で、皇太后様がお休みになられたと言われているベンチに腰をかけて一休み。
やっぱり、山の上の時間の流れは下界と違うようで、ちょっと休んだだけで、かなり疲れが取れます。でも、座らずに休んでいらっしゃった方、あなた方は偉大ですっ!!!

確かに、九十九折の坂は、非常に大変なのだけど、でも、大変な思いをするだけの価値はある場所なんですよねぇ。
これは、ケーブルカーじゃ、見れなかったかもしれない。

見れても、ここまで気づくことはできず「ああ、奇麗ね」で終わってしまったのではないかと、全てが終わった今、そう思うのです。

それは、もみじです。
新緑のもみじは、葉が薄いので、下から見ると、太陽の光が透けて、とても奇麗に光ります。また、もみじの枝は、手相を見てもらうときに手のひらを上にして占い師さんに出すでしょ?

あんな風に、一本の太い枝が中心の幹から伸び、細い枝が天からの光をいっぱい浴びることができるように、横に平らに広がって、いっぱい葉っぱをつけているんですね。

その「手」みたいな枝が、あっちの木やこっちの木の枝から重なり、何層にも重なって、それはそれは美しい光の芸術を作り出していました。

私たち人間は、上から落ちてくる、わずかな木漏れ日のシャワーを浴びながら、気持ちよく歩けるんですね。もみじの日よけです。とっても奇麗で素晴らしい、日よけでした。

あまりの美しさに我を忘れて上を見ながら歩いていると「稚恵子さん、後ろにこけて、このまま坂をコロコロと転がりそうですよ」と笑われてしまいました。
ははは、そんなにそっくり返っていたのかぁ〜〜 自分じゃ、気づかないもんですよねぇ〜〜
ありがとうございましたです〜〜〜(^^)

だけどね、すっごくきれいだったんですよ。
それは、まるで、宇宙の真理を表しているような、そんな光景でした。
「これって、宇宙だよね!」「これが真理だよね!」
なんて言っては、一人で感動していたのですが、響きましたか?

真理とは、語り継がれるものではなく、教えられるものでもなく、それは、表現するものであり、生きるものであるんですね。

真理は、一人一人の生き方によって作られる、ナマモノみたいなもので、たった一つの正しい答えじゃないんですよねぇ。それを、まざまざと見せ付けられ、「私たちのお手本は、つねに私たちの隣にあるのだ」という、偉人さんの言葉を思い出したりしました。

私たちは、下から、たくさんの木漏れ日を見ながら、その光を手に入れたいと望みます。上に行けば行くほどたくさんの光が手に入るから、早く上に行けるようにと願います。時には、願いすぎて、自分の目の前も近くも足元も見えなくなってしまうときがあります。

でも、ちょっと、落ち着いて見てみると、私たちのすぐ上の枝は、一番下の層の枝なのに、その上の枝たちが重なってくれているおかげで、一番多くの緑色を持ち、ところどころ光が直接当たることにより、葉っぱがとても奇麗によく光り、また、私たちに一番近いところにあるから、一本一本の葉脈が見えるかのように、よくよく観察できる、とても素晴らしい枝じゃないですか?

よくよく観察できるところにあるから、風が吹くと、7層にも、8層にも重なった枝が全て揺れ、そのつど、枝の表情が変わっていく姿もよく見える。もし、私たちが一番上にいたら、光はたくさん見れるし、体中で受け取れるけど、この美しさは見ることができないのじゃないかな?

何もないって、そんなに幸せなことなのかしら。
何もないことに幸せを感じるだけの単純性を、今の地球上の人間は持ち合わせているのかしらね。

私は、まだまだ、欲があるわ。
もう、自分でなんとかしようって気持ちが薄くなってきたから、物欲は少なくなってきたけど、これからの人がどうなっていくのか見てみたいし、自分のありったけをたくせる次世代を育てたい。

何もない世界なんて、つまんないと思うな。

そして。。。もしかしたら、私たちは、魂の進化の中で、特等席にいるんじゃないか。。。なんてね。

そんな事を思いながら眺めていたのでした。





途中、大黒様と恵比寿様が並んで祀られていて、欲深き、この10人の集団は、お賽銭をせっせと箱に投げ込み、一生懸命、家内安全、五穀豊穣、金運来い来い♪と祈っていたのでした。せっかくここまで来たのですから、ご利益大有りでしょう〜〜〜!!
お参りさせていただき、ありがとうございましたっ!!!

そうそう、弁天様もおられましたよ。

ええ、おられるはずだったのですが、何か違う???

なんとなく、アニマルチックな臭いはしても、弁天様おられないみたいなんですが。。。

ここは、弁天様のお社だし、あれ?おかしいな???
って、なんで、あたしがそんな事わかるんだ???
だけど、居ないものは居ないしなぁ〜〜???

ちょいと、みあれちゃんに確認。
「京都じゃよくあることや」と観音様のような笑顔でおっしゃった。
君のほうが、ずっと、このアニマル君よりも、ご利益ありそうな顔をしていましたですよ。

ってことで、居ないと納得した私たち。じゃ、次へ行こう!





長い長い階段はまだまだ続き〜〜

ここで、黒一点のSさま。
Sさまのご自宅では、某ブランドの浄水システムがあり、それによって地球のエネルギーでいっぱいの水が水道管からどんどん出てくるという、波動水をご家族でご使用されていらっしゃるのですが、なんと!稚恵子のために、その水を持ってきてくださったと言うじゃありませんかっ!!!

九十九折の上のほうまで持たせてしまってすみません!!
やっとこさ、持たせていただく気力ができましたです。

ごくごくごく。。。うっ。。。うまいっ!!!
ありがとうございましたっ!!!

みんな、ゲロゲロの、ドロドロになりかけた頃、やっとこさ山頂へ到着したのでした。。。と思いきや、休憩場所だったのだぁ〜〜
中に入ると、有料のお茶菓子があるらしい。
中に入って、持ってきた水飲んじゃだめかしら???
ダメだよねぇ。。。

なぁ〜んて、うだうだしてみたけど、やっぱり、外のイスに座って休憩しようってことになりました。
がっ!しかしっ!!!

おっさん!ぷかぷかタバコ吸ってるじゃん!
んで、その煙がこっちにくるよ!!!
これって、なにか?歩けってことか? うるうる〜〜〜

仕方ないから、動くことにし、横から、すすすと登って、大きな大仏さんみたいな阿弥陀如来がある、お堂へ入ってきました。阿弥陀様の前にはくるくる回る転法輪がありました。一回まわすときに「南無阿弥陀仏」と言うと、六百回唱えたのと同じ効果があると言われている。
ぐるぐる回して、いっぱい言ってきたら「欲張り〜」と言われてしまった(笑)

へへへ、言ったもん勝ちじゃ(^^)

 


 

〜案内人 稚恵子〜



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