木々が揺れる音

TopPage
木々が揺れる音トップ
「マナ」の意味
日本半周記2004年 
           

ワークショップ参加者の声
 ・2005年東京、福岡
 ・2006年ドルフィンスイミング
鞍馬寺2005年   
高千穂2005年  
ドルフィンスイミング2006年
        





オーストラリアワークショップ2006年1月

1月12日(木)

昨日の朝も早かったし、今日はゆっくりと8時頃に起きた。
誰だ?ばたばた、どんどん!どたんばたん!

「うるさいぞ!たけし!!」

あれは、絶対にみまりじゃない。
学習能力の無いたけしは、特に寝起きのぼーっとしている時には、この世には自分しかいないんだと錯覚するらしく、寝ている人を無視した音を立てまくる。

見てもいないのに、たけしだとわかったのが不思議だったらしく、あっちゃんが笑っていた。

いくら自閉症でも、みまりは、朝からどたばたやったら、ママに怒られるってことくらいは、ちゃんとわかっていますっ!!(生活能力は、たけしよりも優秀だわ)





9時くらいになって、隣のお部屋から、みんながそろそろとやって来て、朝ごはんの仕度を始めた。メニューは、昨日のランチと同じ。ゆっくり食べて、片づけをして、10時過ぎにアパートを出発した。

今日は、ツアーの中でも一番走る日だし、唯一ワークが無い日。
1日中、自然の中に居るし、みんな二日間で学んだ事を生かして、ところどころに天使を感じたりして、すごすようにねぇ〜〜〜〜(←覚えているのだろうか。。。)

ドライバーの稚恵子は、疲労MAXになるだろうと予測できる日。
プロポリスを、がっと3個飲み、フラワーエッセンスを飲み、コーヒーを飲み、さぁ〜 大丈夫だろう〜(^^)
事故なく無事に楽しめますように。。。





海沿いの道を走っていたら、携帯電話が鳴り出した。ビーチで記念撮影をしたいそうな。
ちょっと車を止めて、ビーチへ下りて、思い思いのポーズでぱちりっ!










その後は、「マナハウス」で「ホーイスティック」なるものをご紹介。
このホーイスティックは、珍しいおもちゃで、棒の先にくるくる回る木辺がついている。
棒にはくびれが8箇所あり、別の棒でそこをこすると、コリコリ音を立てながら、先に付いてる木辺が回る仕組み。

そして「ホーイ」と言ったら、なんと!逆回転するのだ!!!

前に来たときに、息子が原理を知らないと眠れない!と言ったので買ってあげたのだけど、買った人以外に、トリックを絶対に教えちゃいけない約束なのだそうな。
だから、いまだに私もわからない。

みんな、スティックをこすり、真剣に「ホーイ」「ホーイ」と言ってみるが、木辺は回らないし、回っても逆回転にすることはできない。





買ったら教えてくれるし、スティックは$6か$8くらいだったので、そんなに高くないのだけど、違うんだ。

自分で何とかしてみたいじゃないかぁ〜〜〜 (←意地)

お店のおじさんは、お茶目で、ボールペンを使ったり、「ホーイ」の代わりに「ハイ」と言え!と言ったり、あれこれするのだけど、原理は教えてくれない!

息子曰く「知ってしまうと簡単すぎて、スペシャルじゃなくなるよ!」

確かに。。。





これが「ホーイスティック」だ!

結局、原理が知りたくて買ったのはきくりんだけだった!





そんなおじさんが好きで、今回、みんなをそのお店に連れて行ったのだけど、そのお店は手作りの陶器やアクセサリー、地元で作られたラベンダーファームグッズや、ジャムなんかもあるから、お茶とケーキを楽しみながら、何かお土産を買うには良いお店なのだ。

この日は、ストロベリーファームへ行く予定だったので、お茶は無しにして、ちょっと立ち寄ってみたのだった。

ホーイスティックだけが目当てだったのだけど、それじゃ、おじさんに申し訳ないし、陶器の新作があったので、新しいコーヒーカップをゲットして、ご機嫌の稚恵子であった。へへへ!





おつぎは、展望台。
昨日泳いだ、ポートフィリップベイが一望に見渡せる展望台。
いやぁ〜〜 今日は、天気が良いですなぁ〜
空も海も、とっても奇麗です〜〜〜
たくさん走る日だから、これくらい天気が良い方が走りやすくて良いなぁ〜(^^)





すっごく見晴らしがいいのだ〜





マナハウスの向かいには、チェアーリフトの乗り場があって、ゆっくり景色を楽しみたい人は、車を下においてリフトに乗って上まであがる。景色は下りてくるときの方が当然奇麗〜
通常、カメラを片手にチェアーリフトで降りて、景色をぱちぱち撮ったりするのだぁ。

私たちは、先があるので車で上がった。





一通り写真も撮ったし、次は、ストロベリーファームへ!
車を降りたら、すでにストロベリーの甘い香りがしていた。

建物に入ったら、なんだか、ストロベリーのアイスクリームやパンケーキ、ワッフル、パフェなんかがいっぱいありますよっ!!!
うわぁ〜〜 おいしそうぅ〜〜〜!!!
あ、でも、朝ごはん食べたばかりだし、まず、いちご狩りに行こうよ!
歩き回って、エクササイズしたら、ちょっとはお腹が空くかもね?

「ここのメニュー美味しそうだから、ここで軽いランチ食べて、ワイナリーでおつまみ程度に、オードブルを注文してもいいよねぇ〜」なんて、イチゴオンパレードのメニューに、ぽーっとしながら、イチゴ狩りにレッツゴー!

黄色いバケツを渡されて、ファームを歩いていたら、馬が居た。

「馬のウンコを踏まないようにねっ!!!」

こういう一言って、みまりは大好きで、それから「ママ、あれ馬のウンコ? うふふ〜」と、喜びながら歩いていた。あんた、女の子なのに、12歳なのに、どーして、まだ下ネタで喜べるんですか〜??? と、思いつつ、喜ぶから、ついつい言ってしまう母であった。

「みま!ほら!うんこ踏んだ!!!」
「ええぇ〜〜〜! みまり、踏んでないよ〜〜〜!!」
「あんた、臭いよ〜〜〜」
「ええぇ〜〜〜! ママ、嘘ついてるでしょ〜〜???(にやり)」
「あはは〜〜 うそうそ〜〜〜」
「ん、もうぅ〜〜〜 ママのうそつきぃ〜〜〜」

こうやって書くと、なんとも、平和な会話だなぁ〜 ははは〜〜〜





しかし、こういいうファームってのは、朝早く行かなくちゃだめだね?
ぱっと見たところには、いちごは見えない。
大きいやつを取ろうと思っても、大きいやつが見えない。
例え見えたとしても、腐っているか、虫に食われているかだ。

みんな、500g以上になると、お金を払わなくちゃいけないから、半分ちょっと位にしてねぇ〜 なんて言ったのだけど、しかし、その半分ちょっとさえ、なかなか集まらない。

あーだ、ぶーだと言いながら、ぬかるみをよけて、せっせといちごを摘んだメンバー達。きくりんが、たけちゃんを見て「しっかり選んでいるから、きっと良いやつばっかり取ってるんだよ」なんて、のりちゃんに話していたそうな。





ひとりで、みんなから離れて、一番良いイチゴを摘んでいる最中のたけし

とってもはっぴ〜!





それぞれ摘んだいちごを集めてパチリ!
赤くて美味しそう〜〜〜(はあと)










さて、一番最後まで、いちご摘みをしていたたけちゃんが、帰ってきた。

手に、赤いいちごを一個だけ持って、偉そうに見せびらかし「たけの自慢!」と満面の笑顔で言いながら、みんなのところへ戻ってきた。

それは、さして大きないちごでも、取り立てて形が変わっているいちごでもなく、スーパーでは特売で出されるような、普通のいちごだった。

しかし、そのいちごのどこが自慢なのか、その時の私たちには、たけしのバケツの中に対する期待が、あまりにも大きすぎて、気づく事ができなかった。

そりゃあ、最後まで時間をかけて、じっくり良いいちごを摘んだんですもの、どんだけ立派ないちごが入っているんでしょうかねぇ〜

みんなの期待がピークになった。o(^o^)o ワクワク〜 早く見せてくれ〜

ほほほぉ〜 そりゃあ〜 未来のノーベル賞受賞者の摘むいちごですからぁ〜 立派なものに決まってますわよ〜 と、あほな母は、自慢げな顔をして、みんなと一緒にバケツの中を覗いた。





一瞬、沈黙になり、みんな、その場で凍りついた。。。





なんと、中味は、白いいちごがいっぱい入っていたのだっ!!!

きくりん、選り好みしていたのは、正解でしたが、白かったですよ!白ですよ!

ああぁ〜〜〜ん!!! 
なんだか、いちごを食べさせた事が無いみたいじゃないですかぁ???
小さい頃から、いちごが大好きで、初物でもなんでも食べさせてきたのに〜〜〜





凍りついた次の瞬間、どっと笑い声が起こり、その中、私は、息子の手からバケツをもぎ取り、中味を畑にバッ!と捨てて、赤いいちごを取りに、再度、畑に入った。

あわわ。。。となっているたけしの手には、一つだけ「たけの自慢」が揺れていた。

もう、みんなを待たせてはいられません。ばばばと畑を動き回り、がががとバケツ半分までいちごを集めて来たら、そのスピードに、みんなは驚いていた(笑)

ぶっちり切れたら、人間なんでもできるもんです〜 ははは〜〜

「もう、草まけするから、奥のほうまで、あまり手を突っ込みたくなかったのに、両腕が、まっかっかになったじゃないかぁ〜! こらぁ〜!たけしっ!!! あら?あんたもかい??? 仕方ないねぇ〜」

二人で、ラベンダーを腕にすり込んだら、すぐに赤みも痒みも引いた。
さすが、ヒーリングオイル!!!

「ママ、なんでたけのいちご捨てちゃったの?たけ、一生懸命摘んだのに。。。」

うぅ〜〜ん。。。。。。。。。あんたの疑問は却下だ。。。。。。





レストハウスで、一休みしましょう〜!さぁ〜何食べます???と、メニューを覗いたメンバー。しかし、畑でいちごの甘い臭いを嗅ぎすぎたせいか、お腹がいっぱいになっちゃって、こってりクリームのデザートは食べられなくなってしまった。

せめて、何かツマミたいじゃないですか?
って事で、いちごアイスクリームを食べました。

おやつに、フリーズドライのいちごチョコレートや、いちごにつけるチョコレートソースをゲット。これは、あとでみんなで食べましょうねぇ〜

さてさて、お次はワイナリーだ!
みんな!楽しみだったでしょ?(^^)

レストランは「Red Hill エステート」の MAX

MAXって名前だけあって、あの界隈では一番良いレストランで、ワイナリーも名前が売れているところだそうな。





しかし、道が見つからない。。。(^^;)
地図を見て走ってみても、あら?あらら?目的の道路が無い???
嘘でしょ〜〜〜!!!

地図では、RedHillって、5分もしないところにあるんですよ〜〜〜!!

さらに走ってみる。
うぎゃぁあああ〜〜〜〜〜!!!
自分がどこに居るのかも分からなくなってしまった!!!
やばい!やばい!!
これは、戻るしかないじゃないかぁ〜〜〜!!

一度、展望台の前の道まで引き返し、地図を開いて走ってみると、地図では左に、道路標識では右に、お目当てのワイナリーがある。

もう、この地図は信用できません!
やられた〜!オーストラリア!! 無料の地図を信じた私があほだった!!

横で地図を見ていたあやちゃんも呆れちゃって「きっと、私たちと同じ迷惑を被った人がいるから、苦情言ったほうが良いよ〜」と言っていた。

ホントだよねぇ。。。ああ、まいった。。。

道路標識に従って走ってみたら、見慣れた建物が見えてきた。
あ、間違いない!RedHillはこっちだわ!!
迷ってしまったために、30分くらいロスしてしまった。
ぐるぐる走り回って、ごめんよ〜〜〜





景色がとってもきれいです〜





やっとこさ、到着したRedHillエステート。
はい、堂々と飲んでくださいねぇ〜
あ、運転手さんの試飲は、ほどほどにしてくださいねぇ〜

ところで、アイスワインて冷凍庫に保存するワインなのね?どろっとしていて、甘いのねぇ?
私は、飲めないから、舐めさせてもらったけど、不思議な物があるもんだぁ〜

のりちゃんが「この味のワインは、日本では5000円以上しなくちゃ買えないです」なんて、RedHillエステートで一番高いワインを味見しながら言っていた。

へぇ〜〜〜!!! 飲める人は味がわかるんだねぇ〜〜〜!!!
のりちゃん、ソムリエになったらぁ???





試飲をさせてくれたお兄さん。
とっても面白くて、みんな楽しくワインの味見をしていましたよ〜





みなさん、あれこれと、6〜7本、試飲していたら、たけしが呼びにきた。
ランチが来たそうな(^^)
テーブルに行くと、ああ、一皿のでかい事。
そう、このレストランの量って、でかいんだなぁ〜〜〜〜〜






これ、チキンです!

サーモンです〜





でも、窓からぶどう畑とその向こうの海を見ながら食べるランチは美味しかったね。
みんなで写真も撮ったし、これからペンギンの居るフィリップアイランドまで2時間、走るよ〜!





途中で、ガソリンが無くなったので、ガソリンスタンドに立ち寄ったけど、だいたい2時間程度で、フィリップアイランドに到着した。夕方の5時くらいだった。

まだ、時間が早かったので、パットパットゴルフをしに「Amaze ’n’ Things」に立ち寄った。

はぁ〜〜〜!!! 疲れたぁ〜〜〜!!!

オーストラリアのパットパットゴルフは、仕掛けがいっぱいあって面白いんだよ〜!
子供達は、大喜び!
パットパットゴルフが何なのか、まったく分からないみんなも、子供達が興奮しているのを見て、興味しんしんでコースへ行った。

私と、あやちゃんと、きくりんは、コーヒーをゲットして、涼しいカフェでみんなを待っていた。
なんで、この3人が残ったのだろう???
なぜか、微妙に疑問〜〜

実は、このままテーブルに突っ伏して寝ちゃおう!と企んでいたのだが、どうも、そんな空気じゃないし、妙に元気がある稚恵子??? なにさ?なにさ?なにがあるのさ??

心はわくわくしても、身体は疲労MAXに来ているし、意識がだんだん薄くなってきたのに、口だけは、ぺちゃくちゃとおしゃべりをしていた。

なんだか知らないけど、おまかせしますわ〜 ガイド様。
みんなを幸せになる方向へ導いてくださるのなら、私の肉体をご使用くださいまし〜





そのうち「お母さん」のネタになった。
なんで、こんなネタ話しているんだろう???と疑問に思いながら、私の体験談を話していたら、なんだか、きくりんが泣き出してしまった。

「ああ、なんだか、落ちてきちゃいましたよ〜」って、言っていた。

ん?えぇ〜??

あ、あら?こういう事でしたか?(^^;)

うん、じゃ、お仕事終了かねぇ〜??? あたし〜〜???

それじゃあ、ちょっと居眠りこいても良いかねぇ〜???
なんて思ったのもつかの間。ぞろぞろと遊び倒したみんなが、大喜びと興奮で帰ってきた。

「パットパットゴルフって、なめてたけど、結構おもしろかった!!!」>えっちゃん

えっちゃん!良かったね!!!
これで、君の世界に、面白いものが一つ増えたじゃないかぁ〜〜〜!!!

お店は6時に閉まっちゃうので、みんなが帰って来て、ちょっと休んだ後、移動する事にした。





島で一番の街に着いて、ディナーの場所を探してみたのだけど、みんなお昼に食べ過ぎたのか、疲れたのか、あまり食べたくないと言っていたので、こじゃれたカフェを探したのだけど、こんな田舎に、そんな気の利いた場所が見つかるはずも無く、手を打とうとしたお店はイタリアンレストラン。

ちょっと飲み物とつまみだけで帰れるイタリアンは、この辺りにはないのだ。
ピザが置いているところは、食べるところだからねぇ。8人で場所を取ったら申し訳ない。

そんなこんなでイマイチ決まらず、それじゃ、ペンギンパレードの場所にもカフェがあるから、そちらへ行きましょって事になって、まっすぐペンギンパレードへ行った。










ちょっと早かったのだけど、これが正解だった。

カフェはそんなに人が居なかったので、8人分のちょっとわがままな注文も問題なくできたし、お店を見て歩いたり、写真を撮ったり、ゆっくりすることもできた。
そういえば、駐車場も、建物に近いところに場所をとれたので、これもラッキー!

みんなも疲労MAXに来ているらしく、静かになっていたみたいだけど、あれ?それって、あたしが疲労MAXだったから、そんなに風に見えたのかしらねぇ?(笑)

カフェでは、温野菜や焼きそばなんかを適当に注文して、フォークで突付きながら食べて、それから、みんなはお店を覗きに行った。

実は、ここの売店は、結構、私のお気に入りだったりする。
ペンギンのぬいぐるみや、ペンギングッズなんかが、山ほどあって、こんなに可愛いお土産やさんは滅多にお目にかかれない。

しかし、1日中動き回り、2時間もぶっ通し走ったら、さすがの稚恵子も眠くてダメだ!
テーブルに残った、たけしに「ママ寝てもいい?」と了解を得て、テーブルに突っ伏して寝ること30分。

話し声が聞こえて目が覚めたら、みんなが帰って来ていた。

じゃ、そろそろペンギンを見に行こうか〜ヽ(  ̄○)ゞ。o○ファ~~♪
この時、夜の8時を過ぎていた。

長い一日だ。もう12時間も動き回っていたのだった。





日本語の案内がカフェにあった!
これで、見逃す失敗はないだろう(笑)





ペンギンパレードに来たら、いつもは、座らないで後の方に立っているのだけど、真ん中の階段のところで、みんなで立って見る場所を探していたら、なんだかラッキーにも「前の方に場所が開いているから来い来い!」と、係員の人に手招きをされ、8人分座るスペースをゲットできた。

ああ、神様って居るんだよねぇ〜 ありがとう〜〜〜

日本から来る前に「フリースなどの素材のブランケットかショールを持ってくるように」と、話したのだけど、みんなちゃんと持ってきていて、身体に巻きつけていた。
海風に当たりながら、ペンギンを待つのは、いくら夏でもとっても寒いのだ。
特に、日が暮れると、急激に気温が下がるので、ブランケットは必需品!

あそこか?ここか?と、海を見渡しながら、ペンギンを待つこと30分ほど、水際で、ぱちゃぱちゃ浮いているペンギン発見!!!

あとは、こいつらが上がってくれたら、パレードが終了するのだが、カモメが意地悪をするもんだから、ペンギンが怖がって、なかなか上陸しない。

おなかいっぱいに魚を抱えてくるペンギンが、海から上がったときに、ぽろっと落とす小魚を狙っているのだろうか?かもめが、すごい目でペンギンを睨んでいた。
かもめの目って怖いですよねぇ?(笑)





太陽も西に沈み、ようやく辺りが暗くなってきたころ、水際でぷかぷか浮いていたペンギンが上陸してきた。
あちらの集団と、こちらの集団が、合流して数が増えると、かもめも怖くないのだろうか?
一気に砂浜を駆け上がって来た。

その様子をしばらく見てから、上のほうのペンギンの巣の辺りを見に、私たちは歩いて行った。ちょこちょこと、小さいペンギンが、私たちの歩いている橋の下を通り、自分たちの巣へ戻っていく。

体長が30cmくらいのフェアリーペンギンは、お腹がいっぱいなので、休み休み坂を登って巣へ戻っていく。その姿がかわいくって、いつもは、ペンギンのスピードに合わせながら下から後をついて行ったり、あっちのペンギン、こっちのペンギンと眺めながら、建物の方へ戻って行くのだが、しかし、この寒さでやられたのか、稚恵子はトイレに行きたいです!

あ、2,3人のメンバーもトイレに行きたいですか!
それじゃ、すみませんが、子供達はお任せしても良いですか???
私たち、トイレに走ります〜〜〜!!!

ああ、これも大正解だった。
トイレは誰も居なかったのだ!
そして、ちょうど私たちが出てきたころ、どしゃどしゃとトイレに人がなだれ込み、もし、あと5分遅かったら、私たちは、とんでもない苦しい目に合っていたのだろうと思う。。。

コーヒーバーがあったので、飲み物をゲットしながら、みんなが来るのを待っていた。
あやちゃん、何か飲みたいけど、お茶もコーヒーも違うなぁ〜 なんて言っていたので、白湯をもらってみた。

ときどき、私も白湯をもらう。
お茶もコーヒーも違うけど、何か飲みたいって時には、白湯が気持ちいいのだ〜





ペンギンは、ちょこちょこと休みながら、坂を上ってくる。
巣からは、ふわふわの毛の子供が、親を迎えに出てきている。
1日中、お腹をすかせて待って居たんだよねぇ。

ペンギンは賢いから、どれが自分の子かわかるらしく、自分の子以外には餌はあげないのだそうな。親を呼びながら、上がってくる大人ペンギンに近寄っては無視される子供達が、とっても悲しくて、いつもご対面を見たいと思っていたのだけど、なかなか見れるものではないのだぁ。

そんな様子を、じっくり見ながら、みんな帰ってきた。
話しによると、のりちゃんとみまちゃんが、「おいで!おいで!」とお互いを呼びながら、喜んで見ていたそうな(^^) 気がついたら、二人で手をつないでいたそうな(^^)

そしてこの二人は、他のメンバーが見失わないように、自分たちの後をついてきてくれているとは、気づかなかったそうな。。。(^^;)

ああぁ〜 末っ子の無邪気な姿は、神様並みに強力だよねぇ〜(笑)





ささ、帰りは2時間。
メルボルンまで運転します。
しかし、ここで、私の車をあっちゃんが運転してくれると言う。
もう1台のカローラは、のりちゃんが運転すると言う。

ああ、ありがとう〜〜〜〜
途中で交代するよ〜〜〜〜
なんて言いながら、あっちゃんに運転をお願いした。

ぶーんと、30分くらい走って、とんでもないことに気づいた。
携帯が2台とも、私の車にあるのだ。
もし、のりちゃんが迷子になったら、のりちゃん、どーやって助けを求めるんだ??

それに気づいた私たちは、青くなりながらも「なんとかなるよね〜」と楽観的だった。
後では、見失ったら大変だ!!と、のりちゃん、必死で付いてきていたそうな。

高速道路を走っていたら、なんだか、でかいトラックがあったり、道路工事があったりで、のりちゃんを見失ってしまった!!!
ああぁ〜〜〜!もうすぐ、インターセクションで下りるんですがぁ〜〜〜!!!
焦る稚恵子!

しかし、のりちゃんは、度重なる試練を乗り越えて、しっかりとついて来たのであった。





無事に、稚恵子宅へ到着したのが、夜中の12時頃。
思ったよりも早かったね。

みんな、シャワーに入るのなら、身体を洗うときと、頭を洗っている時はお湯を止めてくださいねぇ。沸かし湯式のタンクだから、出しっぱなしにすると、二人入ったらお湯がなくなっちゃうんですよ〜〜

ああぁ〜 夏でよかった(^^;)

やっぱり、1日中動いていると疲れるよねぇ。
みんな、ぼーっとしちゃって、思考停止状態になってるし(笑)

あっちゃんは、疲れたから、家に泊っていく事にしました。
家のソファーは、2台あるから、一つはたけし、一つはあっちゃんが使って、二人でくーくー寝ていました。

私はメールチェックしてたかなぁ。
誰かも、たけしのPCでメールチェックしてたなぁ〜
おやつをちょいとつまんで、さぁ、寝ましょうかねぇ〜





みんな、今日は何を得たのかなぁ?
きっと、何か心に残っているものがあるのだろうなぁ。

なによりも、無事に事故なく怪我無く帰ってこれて良かったよ。

神様ありがとう。




今日も、1日楽しかったよ。(^^)





お話はさらにつづく〜




〜案内人 稚恵子〜


お問い合わせ chieko@manaworld.net 稚恵子  

トップ満月会セッション波動使い?食べ物とこころ掲示板木々が揺れる音Shopことだまの庭リンク集

Copyright (C) 2002-2006 Chieko All Rights Reserved.